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無痛分娩と帝王切開の違い

無痛分娩と帝王切開。
まったく異なる分娩法です。

しかし一つ共通点があります。
それは「麻酔を使う」ということです。
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増えている無痛分娩

訴訟の多いアメリカで約半数もの方が無痛分娩で出産していると言われています。

日本においては、麻酔医が少ないことや医療システムの不十分さが大きな要因となり
まだアメリカほどには浸透していません。

また、自然分娩で痛みに耐えて分娩をすることが
「美徳」とされる風潮がいまだ強い為、自然分娩を望む人が多いのが現状です。

◆無痛分娩はこんなお産

無痛分娩と言っても、クリニックによって痛みがまったくないところと
痛みがあるクリニックがあります。
それは医師の考え方により、麻酔の方法が違うからです。

無痛分娩には以下の麻酔の方法があります。
・硬膜外麻酔
・腰椎麻酔
・ガス麻酔
・鎮痛剤
・局所麻酔


多くの病院で硬膜外麻酔を使って無痛分娩を行っています。
この麻酔法では、麻酔の濃度を選択できるので、
濃度によっても感じる痛みが異なります。

痛みを和らげて(あるいは無痛)出産ができるため、
心身ともにストレス・負担が少ない分娩法だと言われています。

自分の意思で選択できない「帝王切開」

妊娠中毒症が考えられる場合には帝王切開が選択されます。
また、妊娠中毒症以外にも、超音波検査によって
自然分娩が無理だと最初から分かっている場合にも帝王切開が選択されます。

※事前に帝王切開と決めることを予定帝王切開と言います。

以下の場合に帝王切開となります。
・前回帝王切開
・児頭骨盤不適合(CPD)
 (お母さんの骨盤より赤ちゃんの頭が大きい)
・前置胎盤
 (子宮口を塞いでしまう位置に胎盤がある)
・子宮筋腫
・双子
 (トラブルを避けるため)
・逆子


帝王切開はおよそ10センチほどお腹を切開して赤ちゃんを取り出します。

母子の状態によって、帝王切開・無痛分娩・自然分娩と分娩法は変わります。
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