・麻酔による副作用
・硬膜穿破による全脊椎麻酔状態(対策可能)
　※非常に稀なケースです。
・帝王切開や取引分娩になる可能性が高い

お産に対しては国の違い、宗教、そして個人などによってまったく考え方が違います。
日本においては自然分娩がその名前どおり自然なスタイルであり、
自然分娩で出産することは美徳であり、且つ最も推奨される分娩法でした。

しかし最近では、日本においても分娩法は多種多様な傾向になってきています。
無痛分娩もその一つです。

どの分娩法でも間違いはありません。
一つだけ言えることは、どの分娩法を選んだ、あるいは選ばざるを得なかったとしても
「赤ちゃんが誕生する」という素晴らしい結果には変わりはないのです。

アメリカほど日本で無痛分娩が広がりを見せていない理由は、
前述した日本古来の考え方やわが国の産科医療システムが
充実していない点にあります。

少子化問題が叫ばれる割には様々な医療システムが整っていない日本。
税金を使うところがやはり間違っているのかもしれませんね。